ジョブズが部下を「クソ」と罵った深すぎるワケ

最強企業の秘密は「キツイ」マネジメント

故スティーブ・ジョブズは驚きの方法で、部下たちと「正解」を導き出していました(写真:fizkes/iStock)
アップルの創業者、故スティーブ・ジョブズは伝説的経営者として今も多くのビジネスパーソンから愛されている一方、気性の激しさを物語るエピソードにも事欠かない。だが、ジョブズの苛烈なマネジメントスタイルには、それを採用する深いわけがあった。
アップルやグーグルの管理職研修プログラムの開発に携わったキム・スコットの書籍『GEAT BOSS シリコンバレー式ずけずけ言う力』から、そのエピソードを紹介する。

「クソ」の正体は何か?

「お前の仕事はクソだ」

『GREAT BOSS』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

こんなの、普通は口に出していいことじゃない。

いじめのようにもとれるし、「クソ」なんて言われて相手との信頼が築けるとは思えない。

だが、この言葉をたびたび口にし、世界最強企業を作った経営者がいる。スティーブ・ジョブズだ。

テクノロジージャーナリストのボブ・クリングリーは、スティーブ・ジョブズのドキュメンタリーの中で、ジョブズにこの言葉の意味を聞いたことがある。

クリングリー:「お前の仕事はクソ」だって言うのはどういう意味かな?
ジョブズ:普通は、仕事がクソだって意味。たまに、「その仕事がクソだって僕は思う。でも……僕が正しいとは限らない」って意味のこともある。

インタビューの後半で、ジョブズはその言葉の真意を説明した。

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