ジョブズが部下を「クソ」と罵った深すぎるワケ 最強企業の秘密は「キツイ」マネジメント
アップルの創業者、故スティーブ・ジョブズは伝説的経営者として今も多くのビジネスパーソンから愛されている一方、気性の激しさを物語るエピソードにも事欠かない。だが、ジョブズの苛烈なマネジメントスタイルには、それを採用する深いわけがあった。
アップルやグーグルの管理職研修プログラムの開発に携わったキム・スコットの書籍『GEAT BOSS シリコンバレー式ずけずけ言う力』から、そのエピソードを紹介する。
「クソ」の正体は何か?
「お前の仕事はクソだ」
こんなの、普通は口に出していいことじゃない。
いじめのようにもとれるし、「クソ」なんて言われて相手との信頼が築けるとは思えない。
だが、この言葉をたびたび口にし、世界最強企業を作った経営者がいる。スティーブ・ジョブズだ。
テクノロジージャーナリストのボブ・クリングリーは、スティーブ・ジョブズのドキュメンタリーの中で、ジョブズにこの言葉の意味を聞いたことがある。
クリングリー:「お前の仕事はクソ」だって言うのはどういう意味かな?
ジョブズ:普通は、仕事がクソだって意味。たまに、「その仕事がクソだって僕は思う。でも……僕が正しいとは限らない」って意味のこともある。
インタビューの後半で、ジョブズはその言葉の真意を説明した。
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