「何もしない日」を毎月作ると人はどう変わるか 自分との予定をもっと大切にしてみると…

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では、僕がToDoアプリをいっさい使っていないのかというと、そうではありません。「Todoist」というアプリを活用しています。 といっても、Todoistで管理しているのは「習慣としてのToDo」だけです。

例えば、「NewsPicksでコメントする」などは毎日、「Sumallyを見る」は毎週木曜日、「雑記帳を見直す」は毎月15日、というふうに、反復してリマインダーが表示されるように設定しています。

「習慣化の習慣」を続けていく

これらは、放っておくと忘れてしまうものや、新たに習慣として根付かせたいものです。「やろう」と思っているだけでは、なかなか継続できません。だからTodoistにリマインドしてもらおう、ということ。やっていくうちに習慣として根付いたものは、もうリマインドしてもらわなくてもいいので、リストから削除します。

こういう使い方の根っこにあるのも、やはり「コントロールできない他人を管理する」という感覚です。一度、リマインダーを反復設定してしまえば、自分で削除しない限り、必ず律儀に「これ、やりなよ」と教えてくれる。こうした利便性においては、やはりアプリに勝るものはありません。

さらに強度を上げるなら「毎月新しい習慣を足す」というのもいいでしょう。かくいう僕自身、ここ最近は、「ひと月ひとクセ」と称して、毎月1日に新しい習慣を1つ足し、1カ月間それをやり切るという「習慣化の習慣」を続けています。

毎月1日が来るとTodoistが「習慣を追加する」と勝手にリマインドしてくれるから、忘れません。最近でいうと、「1日1時間、スマホから離れる」というのを設定したばかりです。

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新しい習慣といっても、こんな小さなことでいいのです。

「こういう習慣を身につけたいな」と思うものを、月に1つ足していく。足したら、やり切る。ToDoアプリの助けを借りて、「新しいのを設定しなよ」「新しく設定したこと、やりなよ」とリマインドしてもらう。

やるべきことをしっかりこなしつつ、習慣を少しずつ足していくことで、自分を着実にアップデートさせていくことができます。そうすると、世の中の見え方もちょっとずつ変わってきて、これまで素通りしていた新たなチャンスに気づけるようになっていくはずです。

吉田 将英 電通若者研究部(電通ワカモン)研究員、 プロジェクトプロデューサー

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よしだ まさひで / Masahide Yoshida

1985年生まれ。2008年慶應義塾大学卒業後、前職を経て、2012年電通入社。戦略プランナー・営業を経て、現在は経営全般をアイデアで活性化する電通ビジネスデザインスクエアに所属し、さまざまな企業と共同プロジェクトを実施している。また、「電通若者研究部(電通ワカモン)」では、研究員として10代~20代の若者の心理洞察から、共同プロジェクト開発まで幅広く従事。著書に「仕事と人生がうまく回り出すアンテナ力」(三笠書房・2019年)、「なぜ君たちは就活になるとみんな同じようなことばかりしゃべりだすのか」(宣伝会議・2014年)、「若者離れ」(エムディエヌコーポレーション・2016年)

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