最速で目標達成する人が使う「KPI以外」のワザ Google、Facebook、メルカリが導入
初めてKPTAふりかえりを行うときは、次の5ステップで進めます。
② Problemを挙げる
③ Tryを挙げる
④ Tryを選択する
⑤ Actionを決める
まず、Objectiveおよび、Key Resultの達成に対して、いいと思われる行動を各自が付箋紙に書き、「KPTAボード」(図を参照)のKeep欄に整理しながら貼ります。このとき、1人が1枚ずつ順に意見を出していく「ラウンドロビン」という進め方がおすすめです。
2回目以降のKPTAふりかえりは、前回のKPTAの確認から始めてください。Try、Actionを確認し、今後も続けていくことが望ましいならば付箋紙をKeepに移動します。不要なTry、Actionは取り除きます。
Problemを確認し、不要なProblemがあれば取り除きます。Keepを確認し、不要なKeepがあれば取り除きます。
いちばんのカギは、続けるべきことのあぶり出し
Keep欄には、TryとActionから付箋紙が移動してくるのでたくさんたまります。そのため、見やすくするために整理するということもありますが、本当に重要なのはチームとして続けていく行動を明らかにすることです。
チームの能力が向上したり、外部環境が変化したりすることによって、ある行動を行い続けることが、チームのパフォーマンス低下を引き起こしているかもしれません。そのようなものは、Keepから外しましょう。その後は、初回のステップ1〜5の進め方と同じです。
これを行うことで、チームとしてなにを続けることが重要なのか、簡単にあぶり出せるでしょう。
いかがでしょう。駆け足の解説になってしまいましたが、OKRについて、またその効果についておわかりいただけたのではないでしょうか。
仕組みは実にシンプルであらゆる業種と親和性が高いこのフレームワーク、ぜひ、みなさんのオフィスやみなさん個人でも取り入れてみてください。
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