81. 1970年4月22日、上院議員と大学生が提唱した地球環境を考える集会「アースデイ」にアメリカの2000万人が参加
82. その象徴的な試みとしてNYで実施された歩行者天国をモデルに1970年東京銀座で日本初の歩行者天国が誕生
83. 1992年6月の地球サミットで12歳の少女セヴァン・スズキが「どうやって直すのかわからないものを壊し続けるのはもうやめてください」と訴えかけた6分間のメッセージは「リオの伝説のスピーチ」と呼ばれている
84. この地球サミットで生物多様性条約に157カ国が署名
85. 2004年、ケニアの環境活動家ワンガリ・マータイが環境分野で初のノーベル平和賞を受賞した
86. ワンガリ・マータイは環境を守るための世界共通語として「Mottainai」を提唱
87. 世界で初めて導入された環境ラベル制度は、1978年にドイツで採用された「ブルーエンジェル」
88. 2009年、主要な温室効果ガスCO2とメタンの濃度を宇宙から観測するための衛星「いぶき」が打ち上げられた
89. 国が定めた環境基準値よりも悪い値を示した河川は、1975年には全体の約45%だったが2015年は4.2%に減少
90. 「ワットアワーメーター」はコンセントに差して電化製品をつなぐと電気料金、電力量、CO2排出量等が表示される
91. つる性植物をネットにはわせ、窓や壁を覆い日射を遮る「緑のカーテン」は夏場の室内環境改善に役立つとされる
92. 緑のカーテンにより体感温度は最大1.7℃低下、約30%の節電効果があったという実験結果も報告されている
93. 地球に降り注ぐ太陽エネルギーを100%変換できるとしたら世界の年間消費エネルギーを1時間で賄える
2020年東京オリンピックでも環境に配慮
94. 2020年の東京オリンピックでも環境に配慮された木材や食材を使おうというルールが設定されている
95. 人間活動に必要な自然環境を地球上の土地面積で表した数値をエコロジカル・フットプリントという
96. エコロジカル・フットプリントを計算すると世界の人が今と同レベルの暮らしを続けるには地球が1.6個必要
97. 世界の人が日本人と同じような暮らしをすると地球が2.9個必要ともいわれる
98. 人間による天然資源の消費量が、地球の生態系の生産量を超える日をアースオーバーシュートデーと呼ぶ
99. 2015年のアースオーバーシュートデーは8月13日、2017年は8月2日。年々その日付は早まっている
100. 世界の人口は2050年に98億人に達すると予測される
(文:森谷美香、モノ・マガジン2019年3月16日号より転載)
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