先輩就活生がウンザリした「印象の悪い面接」 大人げない圧迫面接、コンプラ無視の質問も

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いまどきの面接、と感じたコメントもあった。学生の発言の真贋をウィキペディアで確認するそうだが、熱心と言うべきか、滑稽と言うべきか?

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学生のコメントを読むと、パソコンを机の上に置いている面接官が多そうだが、もうしばらくするとスマホを片手にしながら対応する面接官が増えるかもしれない。

「パソコンを見て調べものをしながら面接されたこと。学生たちが話したことが事実かどうか調べながら面接し、ウィキペディアに載っている情報を参考にして質問していた」(理系・筑波大学)

コンプライアンス無視の質問も

採用業務に無知な面接官もかなりいる。厚生労働省は「公正な採用選考の基本」を定めており、就職差別につながる14事項を禁じている。本籍や出生地に関することや、家族に関すること(職業や続柄、病歴、地位、学歴、収入、資産など)、住宅状況や生活環境に関することなどだ。さらに、宗教に関することや、支持政党、人生観・生活信条に関すること、尊敬する人物、思想に関することなども14の事項に入っている。

しかし、禁じられている質問を平気でしたうえで、否定したり、けなしたりする面接官がいる。もし学生が面接内容を録音して労働基準監督署などに届けたら、企業は指導され、改善がなければ罰せられる場合もある。そして、企業の評判は毀損する。かなり危ない。

「自分の家庭環境を否定されたとき」(理系・北海道大学)

「プライベートなことを詮索されけなされた」(文系・大妻女子大学)

「将来どんな人と結婚したいか、親の職業はなにか?など答える必要のないセクハラまがいの質問」(文系・青山学院大学)

就職差別を行う面接官に対して、採用業務におけるコンプライアンス(法令遵守)を強化する必要があると思う。面接官もまた「見られている」という姿勢を持つことが重要になってきている。

佃 光博 HR総研ライター

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つくだ みつひろ / Mitsuhiro Tsukuda

編集プロダクション ビー・イー・シー代表取締役。HR総研(ProFuture)ライター。早稲田大学文学部卒。新聞社、出版社勤務を経て、1981年文化放送ブレーンに入社。技術系採用メディア「ELAN」創刊、編集長。1984年同社退社。 多くの採用ツール、ホームページ製作を手がけ、とくに理系メディアを得意とする。

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