受験や就職で不可欠な「PBL」の学びとは何か

「正確に素早く」とは違う力が求められている

与えられたテーマに対して自ら課題を見つけ、議論をする「PBL」(Project Based Learning)が教育現場で注目されている(写真:よっし/PIXTA)

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あなたならこの問いにどのように答えるだろうか。人によって回答も異なるし、そもそも正解がない。

今、教育現場では、こうした「正解のない課題」に対して、仲間と議論しながら自分たちの力で最適解を導き、アウトプットをする「PBL」という教育手法の導入が急速に進んでいる。

PBLとは「Project Based Learning」の略称で、読んで字のごとく、「プロジェクトを通して学ぶ」教育手法だ。学生が能動的に学ぶ学習法「アクティブラーニング」の一種でもある。具体的には、教室の中で先生が一方的に講義するのではなく、学生たちは与えられたテーマに対して自ら課題を見つけ、議論をする。その一連のプロセスの中で、仮説構築力や分析力、アウトプット力など、あらゆる能力を鍛えることができる。

課題解決力を鍛えるPBLが教育現場で注目

社会が激変していく中で、あらゆる課題に向き合い、解決策を呈示する力が求められている。そうしたことから、大学入試や企業採用の現場では、PBLのような課題解決型の経験がかなり重要視されているのだ。

これまでの日本の入試や採用試験では、「言われたことを正確に素早く答える力」が求められてきた。高校生たちはマークシートの穴埋め問題を制限時間内に答えるトレーニングを積み、就職活動でも、そうした試験で入学した大学偏差値を一定程度考慮している。

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