よしもと+イオンでエンタメはどう変わる?

国内最大級のSCにお笑い劇場を作ったワケ

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2013年9月に開かれた「幕張イオンモール劇場」の概要発表会(撮影:大塚一仁)

2009年には上海に「上海吉本新喜劇」を設立。2011年には上海メディアグループ(SMG)と業務提携し、共同番組の制作を行っている。

また、2012年には「吉本東風衛視」を立ち上げ、衛星放送事業に参画。アジア圏を意識したバラエティー番組や情報番組などを放映している。

さらに台湾では、現地の出版大手などと手を組み、女子向けのファッションイベントを開催しているほか、金門島のSCで日本産品の物販代理も始める予定だ。このほか、タイや韓国、シンガポールなどでも事業展開を進めている。

幕張が海外展開の試金石

イオンは中国をはじめとして、インドネシア、カンボジア、ベトナムなどで出店を加速させている。そうしたイオンの進出エリアとよしもとが展開していきたい地域は、ピタリと重なる。すでに、アジアに出店するイオンモールの中で、具体的によしもとの常設劇場を設置する計画も進んでいるという。まずは幕張でSC内ならではの劇場運営や参加型劇場のノウハウを構築し、海外展開に生かしていく予定だ。

よしもとのフラグシップ劇場は、何を置いても「なんばグランド花月」だろう。しかし、海外進出という点においては、よしもと幕張イオンモール劇場がカギを握る。イオンモール幕張新都心のグランドオープンと同時に、よしもとの挑戦は新たなステップに移ることになる。

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