プロ野球春季キャンプ、期待の若手を徹底分析

賑わせているのは昨夏甲子園を沸かせた選手

中継ぎ投手に関しては、ハーマン投手、高梨投手は今年も期待できると思いますが、昨年、不調で結果が出せなかった松井投手、福山投手には私個人として復活を期待しています。

福山投手は2013年に楽天に移籍して以降、中継ぎ投手の中心として60試合以上の登板を4年連続で記録するなど頑張ってくれていましたが、登板過多が続いた影響で、昨年は不調で2軍を経験するなど、不本意なシーズンになりました。今年は本人のコメントにあったとおり、もう一度60試合以上の登板ができるようキャンプからしっかり調整をしてほしいです。

松井投手は一昨年まで3年連続で30セーブ以上を記録しましたが、昨年は中継ぎや先発を経験するなど安定した成績は挙げられませんでした。しかし彼はまだまだ若手なので、今年はもう一度守護神として成績を残せるように、キャンプでは“調整”ではなく厳しい練習を自らに課し、もうワンランクレベルアップして守護神としての立場を勝ち取ってほしいものです。

この他にも期待できる投手はいますが、投手陣全体としてのレベルアップをしなければ、2年連続日本一に輝いたソフトバンク投手陣には勝ることはできません。キャンプ、オープン戦とチーム内での激しい争いを期待しています。

最後に恒例となりました、私の野球人生の振り返りです。

楽天初年度の開幕はどうだったか

前回は楽天球団としての初めてのキャンプ後、オープン戦を不調で終えたところまででした。

オープン戦では調子が上がりませんでしたが、気持ちを切り替え、いよいよ楽天イーグルスとしての初めての公式戦であった2005年3月26日、千葉マリンスタジアム(現ZOZOマリンスタジアム)でのロッテ戦を迎えることになりました。私自身は6番ライトで試合に出場し、3打数無安打と結果は出せませんでしたが、チームとしては先発岩隈投手が9回を1失点と好投し、打線も川口選手や山﨑選手のタイムリーなどで3点を奪い、記念すべき楽天1勝目を挙げることができたのです。

試合中は選手個々が開幕戦だったことや、楽天としての初めての公式戦だったこともあり、最初はベンチ内には強い緊張感が漂っていましたが、徐々に試合展開が優勢になるにつれ、爆発的に活気づいていったのを覚えています。

試合後は多くのファンの方から「おめでとう」と祝福をいただいて嬉しかったのですが、私の中ではやはり結果が出ず、勝って喜ぶよりも結果が出ない自分への不安がどんどん大きくなっていました。

記念すべき楽天初勝利の翌日、ロッテとの2戦目。

前日とは打って変わり、投手陣がロッテ打線に捕まり、3回終了時点で14対0。楽天打線もロッテ先発「サブマリン」渡辺俊介投手の前に長坂選手のヒット1本と沈黙し、終わってみれば26対0と歴史的大敗を喫してしまいました。

この日も私は3打数無安打。近鉄時代は渡辺投手との相性も非常に良く、試合前までは自分に期待をしていたのですが、終わってみればチーム同様さんざんな結果。このとき私は不調のどん底にはまり込んでいました。

この大敗後、次カードのソフトバンク3連戦で3連敗。私自身も開幕から5試合で15打数無安打と大スランプ(焦)。

チームは開幕から1勝4敗(4連敗)で波に乗れず、ビジターでの5連戦を終え仙台に戻り、旧フルキャストスタジアムでのホーム開幕戦に臨むことになるのです。

続きはまた、次回に。

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