21. 竪穴式住居とは地面に穴を掘り、柱を立てて藁などを掛けて屋根とした半地下の住居
22. 弥生時代には穀物貯蔵用の高床式倉庫が造られ始めた
23. 柱の下に礎石をおいたり、屋根に瓦をふいたりするような技術が伝えられたのは平安時代
24. 日本家屋の歴史の流れを大きく分けると「寝殿造」「書院造」「数寄屋造」に区分される
25. 寝殿造は平安時代に貴族の住宅様式として普及した
26. 「寝殿造」は屋敷の主人が居住する「寝殿」を中心に東西北にそれぞれ対の屋を置き、渡殿(廊下)で結ばれる様式
27. 主殿は広い庭や池に面し、儀式や舞の舞台、船遊びのための「釣殿」という家屋が設置されることもあった
28. 寝殿造の代表的建物として平等院鳳凰堂、京都御所紫辰殿、中尊寺金色堂、毛越寺があげられる
襖、障子、雨戸、縁側、玄関などは書院造から生まれた
29. 「書院造」は武家の住宅として室町時代中期に始まり江戸時代初頭に完成した様式
30. 書院造とはいわゆる「床の間」を備えた住宅のことで、床、棚、書院、帳台構えという床飾りを備えるのが特長
31. 書院のある主室には、畳敷きの二畳程度のスペースに書見のための机、明かり採りの窓が設けられた
32. 書院造が完成するのは江戸時代。その完成形は二条城二の丸御殿や醍醐寺三宝院などで見ることができる書院造
33. 他に書院造の代表的建物は銀閣寺東求堂、慈照寺同仁斎、西本願寺白書院、掛川城御殿など
34 襖、障子、雨戸、縁側、玄関も書院造から生まれた。それらの要素は現代の伝統的和風住宅に受け継がれている
35. 数寄屋造は茶室建築の意匠を取り入れた建築様式で千利休が完成させたといわれている
36. 「数寄」とは和歌や茶の湯、生け花などの風流を楽しむという意味がある
37. 数寄屋はもともと書院造が主流だった時代に、小規模の茶室、茶座敷を指すものだった
38. 数寄屋造は書院造が重んじた格式をできるだけ排除しているのが特長
39. 千利休が建てた妙喜庵待庵は荒壁に囲まれたわずか二畳の部屋で数寄屋造の原点といわれる
40. 数寄屋造の代表的な傑作に桂離宮があげられる