世代も性別も超えて世界中で愛されているビーグル犬、スヌーピー。六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーでは、2014年1月5日まで、「スヌーピー展 しあわせは、きみをもっと知ること。」が開かれている。人生の機微を感じさせてくれる、大人向けの展覧会だ。10月のスタートから、すでに15万人以上の来場者を集めている。
お人好しのチャーリー・ブラウン、ちょっと意地悪なルーシー、毛布が手放せないライナスなど、「ピーナッツ」には個性的な子供たちと一緒にスヌーピーが登場する。アメリカ人のチャールズ・M・シュルツさんが1950年から2000年まで描き続けた、新聞の連載漫画だ。掲載紙は75カ国、2600紙に上る。
会場ではその原画115点を中心に、「ピーナッツ」誕生までのエピソードや制作中のシュルツさんの映像、アニメーション、キャラクターグッズなどが紹介されている。
4本足だったスヌーピー
連載が始まった頃のスヌーピーとチャーリー・ブラウンはこんな感じだった。
スヌーピーは4足歩行の普通の犬だった。チャーリー・ブラウンのシャツにはまだギザギザ模様がない。よく見ると、鉛筆の下書きがところどころに残っている。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら