出版不況は東南アジアで打破!小学館の秘策 国内の出版不況と現地パートナー依存の限界を脱せよ!

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大手出版社の小学館が、東南アジアに本格進出を果たした。これまでも現地の出版社をパートナーとして作品の「ライセンス許諾」は行ってきたが、これからは自社の拠点をシンガポールに構えることで、同地域で独自のビジネスを展開していくという。
少子化や読者の余暇時間の減少などに伴う国内の出版不況から脱したい同社が、東南アジアで何をしようとしているのか。「小学館アジア」マネージングダイレクターの加冶屋文祥氏に話を聞いた。
「小学館アジア」マネージングダイレクターの加冶屋文祥氏

小学館は9月、東南アジアに事業を展開する拠点としてシンガポールに現地法人「小学館アジア」を設立した。11月にはオープニングレセプションが開かれ、シンガポール経済開発庁 エグゼクティブディレクターのJayson Goh氏、在シンガポール日本国大使館 特命全権大使の竹内春久氏、またシンガポールに拠点を置く日系企業の重役たちが多く出席。その注目度の高さをうかがわせた。

同社は1986 年にアメリカ・サンフランシスコに VIZ コミュニケーションズを設立、これを皮切りにパリとベルリンにVIZ ヨーロッパ、中国・上海市に上海VIZ、台湾には台湾小学館を設立し、それぞれ出版事業、広告事業を行ってきた。東南アジアでの事業は、これまで各国の現地出版社をパートナーとしてライセンス出版を行ってきたが、100%自社子会社を設立するのは今回が初めてだ。

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