厳しい下落相場で勝つにはどうすればいいか 日経平均はNYダウ下落と円高が進むと厳しい

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2019年の大発会は例年よりも艶やかな雰囲気につつまれた。しかしいきなりの大幅下落。この先はどうなるのだろうか(撮影:尾形文繁)

明けましておめでとうございます。本年も本欄をご愛読頂けると嬉しく思います。

しかし、多くの投資家は年明けから心穏やかではあるまい。東京証券取引所は4日が大発会だったが、日経平均株価の終値は前年末比452円81銭安の1万9561円だった。米株安に加えて、大幅な円高となっては、日本人の心意気だけでは抵抗しようもない(無理に抵抗する必要もないが)。

昨年の師走から今年にかけ証券マンは「災難」に?!

この連載は競馬をこよなく愛するエコノミスト3人による持ち回り連載です(最終ページには競馬の予想が載っています)。記事の一覧はこちら

昨年末には兜町の有名な鰻屋「松よし」が店を閉じたことが報じられたが、典型的な証券マンにとって昨年の師走から、今年の年明けにかけては、半ば「災難に遭っている」ような心持ちだろう。

思い出すなら、まず、ソフトバンクの売り出しが悪夢だった。内外の株式が軟調に転じた中、ソフトバンクが大規模な通信障害を起こし、それでも史上最大の2兆円を超える売り出し額のソフトバンク株を何とかかんとか売り切ってみると、初値は公募価格割れ。早速損をさせて客に合わせる顔がない。

さらに年末に向かって内外の株価が下落し、日米の複数の主要指数が直近の高値から2割以上下落して、市場関係者の定義では「下落相場入り」して年越しを迎えた。そして、新年にはアメリカ株が大幅下落したことに加えて、日本の株価にとって天敵とも言うべき円高が海外市場で進んでいた。大発会の大幅下落もやむを得ない。

証券マンはツラの皮が厚くなければ務まらない職業であるが、この泣きっ面に蜂的状況はさすがに辛い。元号が変わる年の新年をこのような展開で迎えたので、ベテランの証券マンなら、昭和のバブルを引き継いで仕上げ、平成2年(1990年)の元旦から急落に転じた、かの「バブル崩壊」を思い出して嫌な気持ちになっているかも知れない。

では、改めて現在のマーケットをどう理解したらいいのだろうか?

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