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キャリア・教育 #高城幸司の会社の歩き方

「自分の伸びしろ」に期待する人の残念な傾向 その認識は周囲のものと合致しているか?

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  • 高城 幸司 株式会社セレブレイン社長
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マイナビが調査した、先輩社員からみた若手社員の伸びしろの大きさを感じる場面とは、

・目新しい発想をみせたとき
・積極性を感じたとき
・期待以上の成果をみせたとき
・勇気をもって意見を言ったとき

とのこと。周囲に足並みをそろえるばかりでなく、果敢に行動していると伸びしろが大きいと感じてくれるようです。

同期の中で頭ひとつ抜けた仕事がしたいのなら

もし周囲から「伸びしろが大きいな」と感じてもらえたら、先輩社員たちも期待をこめて仕事を任せていくので、活躍の機会は広がることでしょう。

筆者も若手社員の頃、先輩から同様のアドバイスをもらったことがありました。待っていて、従順な社員を演じても仕事は舞い込まない。仕事を任せてもらいたいなら積極的に行動したほうがいい。そうすれば、たくさんいる同期の中で頭ひとつ抜けた仕事が舞い込むはずだ……と。

この教えを守り、果敢な行動を心がけたところ、周囲から大きな仕事をいくつも任されて、同期でトップセールスを取ることができました。大いに役立った教えであったわけです。

ちなみに近年、若手社員の方に取材していて、「自分の伸びしろを広げたい」とのコメントをよく聞きます。筆者は正直なところ、それには少々ギャップを感じることがあります。それは、第三者ではなく自分自身が感じる伸びしろを大事だと考えていると思われるからです。成長余地を感じ、さらなる高みを目指して努力する自分が好きなのです。

専門商社に勤務している20代のSさんは、仕事でミスをして上司や先輩から注意や指導をされる日々。でも、その注意や指導を受けるたびに自分の伸びしろを感じるとのこと。

「これだけ、注意や指導を受けるのは、期待が高いことの裏返し。前向きに仕事を頑張る糧になっていますよ」

と自信満々です。本当に期待されての注意や指導であるといいのに……と感じてしまいましたが、いずれにしてもそんな自分が大好きなようです。

Sさんに限らず、このように周囲からの見え方としてではなく、自らの認識としての伸びしろという言葉を聞くようになりました。

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【自認されるようになった「伸びしろ」】

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