こんにちは。生きやすい人間関係を創る「メンタルアップマネージャⓇ」の大野萌子です。
本格的な受験シーズンを目前に、中学、高校、大学入試を控えた子どものいる家庭は、戦々恐々の毎日を過ごされていることと思います。
何とかサポートしたいという気持ちはあるものの、心配のあまり口を出しすぎたり、焦りを本人以上に感じてしまって、かえって本人に負担をかけていることもあるのではないかと思います。必要なのは、受験が終わるまで気持ちを保ち続けることです。限られた時間を有効に使うために家族の心得をお伝えしたいと思います。
模試の結果に一喜一憂しない
この時期、気になるのは模試の結果かと思います。特に合格圏内に入っているか否かで、気持ちの浮き沈みがあるのは仕方のないことですが、結果に一喜一憂するのは危険です。直前期になると学校別の場合もありますが、多くの模試は一般的な問題が出題されます。一般的な問題ができたからといって、実際の入試問題ができるとは限りませんし、また、できないからといってダメということもありません。
よって、「これで安心」も「これでは無理」もないのです。ところが、そう頭ではわかっていても、志望校に合格圏内と出れば「もう大丈夫」と気を抜いてしまいがちになりますし、合格可能性が低いと出れば「もうダメだ」とモチベーションが下がります。結局、どちらもパフォーマンスを下げてしまうわけです。
特に、家族からダメ出しをされては、かなり心の負担になります。「こんな結果で、どうするの?」と追い打ちをかけたり、結果をくよくよ気にしている子どもに対して、発破をかけるつもりで「そんなことを考えている暇があったら、もっと頑張れ!」というのも逆効果になります。また、結果がよかったときに気を抜くことを恐れ、あえて「これで安心しちゃダメよ」といったダメ出しをしてしまいがちです。
そうならないために、まずは、子どもの心の声に耳を傾けてください。
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