フェイスブックの働き方がこうも自由なワケ

イノベーションを起こす組織作りのカギは?

フェイスブックの本社入り口には「いいね!」の看板が大きく掲げられている(2016年、編集部撮影)
激動の2018年に起こった出来事の中から、ニッポンの未来を大きく左右する“危機”が潜むニュースを、池上彰が7つピックアップ。
その1つとして、TBSテレビ『緊急!池上彰と考えるニュース総決算!2018ニッポンが“危ない”』(12月5日夜7時から放送)の取材班が、アメリカのフェイスブック本社を取材。日本のメディアとして初めて、オフィス内部にも潜入した。フェイスブック社のイノベーションを生む組織づくり、そして働き方とは何か? 日本企業や日本経済の未来を考えるうえで、押さえておきたいポイントがあった。

フェイスブックの社内は「街」のようだった

今年の流行語大賞にノミネートされたGAFA。

Google、Apple、Facebook、Amazonの頭文字で、IT市場を席巻し、動向を見逃せない有名企業たちだ。GAFAの1つであるフェイスブック社を取材した。

アメリカ西部、カリフォルニア州。ここには、世界初となる商品やアイデアを次々と世に送り出すシリコンバレーがある。世界の名だたる企業がここに集結する、まさにIT産業の一大聖地だ。

そこでひときわ巨大なオフィスを持つのが、フェイスブック社である。

フェイスブックは、2004年、当時ハーバード大学の学生だったマーク・ザッカーバーグ氏が創業。人と人とをつなげる新しいビジネスで、ネット上で家族や友人はもちろん、知らない人ともつながることができる場を提供している。いまや月間アクティブユーザー数は22億人を超え、世界で3人に1人が利用しているサービスになった。

フェイスブック社の敷地内に一歩足を踏み入れると……。そこに広がっていたのは、まるでひとつの街のような光景だった。気持ちのよい木漏れ日が降り注ぐ並木道。屋外のそこかしこにベンチがあり、コーヒー片手に社員同士がおしゃべりしている。ここで、世界中から集まった頭脳、1万7000人が働いているのだ。

フェイスブックの本社内はまるで「街」のようだった(写真:TBSテレビ『緊急!池上彰と考えるニュース総決算!2018ニッポンが“危ない”』取材班提供)
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