昭和シェルは太陽電池の世界リーダーになる!

香藤繁常・昭和シェル石油 会長兼グループCEOに聞く

――ロイヤルダッチシェルに加え、サウジアラムコも大株主だが、彼らは日本市場をどう考えているのか。

大株主はいるが、当社は日本国内で上場している企業。特定株主の意向よりも、当社の持続的成長に向けてどうすれば株主全般の期待に応えられるかを考える。

石油メジャーは将来の成長を考慮してポートフォリオの組み替えを行っており、どちらかというと衰退市場の日本は彼らから見て魅力のないマーケットかもしれない。成長市場の中国などへ投資を増やしていく可能性もある。しかし、日本市場は米国、中国に次ぐ3番目の規模のマーケットであり、石油精製事業として十分採算が合うのならば、撤退していくというのはどうかと思う。

石油製品は今や環太平洋地域をベースに世界中を活発に動き回っており、供給拠点としての日本の重要性は高い。すでにシェルは石油トレーディングで世界ナンバーワンであり、極東におけるサプライポイント(供給拠点)は非常に重要だ。

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 貧困に喘ぐ女性の現実
  • ほしいのは「つかれない家族」
  • 若者のための経済学
  • 「日本の外交」超入門
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
白川日銀前総裁インタビュー<br>中央銀行の役割とは

退任から5年半。総裁就任前を含め、日銀とともにあった足跡を記した著書『中央銀行』が出版された。なぜ今沈黙を破ったか、金融政策が数々の批判にさらされたのはなぜか。日本経済の持続可能性への思い、中央銀行の果たすべき役割とは。