マーケティング思考、4つの間違い

テクノロジー、広告、クラウドを盲信することなかれ

人は意識しないと95%の確率で昨日と同じ考え方になります。何も考えないと、明日も同じ考え方になります。分析して未来を予測する、テクノロジーで競争優位性を高めるなど、実はすべて正しくありません。よくある間違いです。今日から意識を変えないかぎり、明日も同じ考え方になってしまいます。経営に欠かせないマーケティング思考、今、特に感じる4つの間違いです。
(Photo by: Daniel Horacio)
間違い#1  分析して未来を予測する

昔、社長に自社ブランド広告に接触した人に関する“分析”をひととおり説明した後に、こう言われました。

「それで?」

「それで?」 の意味は、なんとなく現状を把握した以外、俺にどうしてほしいの? ということでした。『統計学が最強の学問である』 の著者、西内啓さんの言葉を借りると、集計と分析の違いです。残念ながら、私が社長にした説明はただの集計であって、分析ではなかったのです。実はこれ、知見あるコンサルタントが作る資料にも見られる現象なのです。

「それで?」 以上につなげるためには、ビジネスにおける具体的な行動につなげる必要があります。情報を集計するのではなく、分析するために、少なからずこの3つの質問に答えねばなりません。

1.自社ブランドに接触した人は、ブランドを購入する可能性はあるのか?

2.逆に接触しなかった人は、購入する可能性はあるのか?

3.そのためには、どのくらいの費用を投資すれば、いくら利益がでるのか?

マーケティング思考は「それで?」 で会話が終わる集計ではなく、行動につながる分析でなくてはなりません。

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