マーケティング思考、4つの間違い テクノロジー、広告、クラウドを盲信することなかれ

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間違い#4  革新的なクラウド技術を訴求する

世界トップ10の戦略的テクノロジーに “クラウド” という言葉が3つも出てきます。(参照元:調査会社ガートナー)そのほかにも、やたらめったら“クラウド”という言葉の乱用を耳にしますが、そもそも何がそんなに革新的なのでしょうか?

写真を保存するときの会話で比較するとわかりやすいです。ちょっと前までは「Flickrのサイトに写真を保存したから」という会話でした。今は、「写真をクラウドに置いたから」です。さて、この違いは何でしょうか?

クラウドのほうが、なんとなく今風だから。

クラウドという言葉の示す多くは、革新的な技術ではなく、50年も前から存在する概念です。最初は、集中管理されたコンピュータとネットワークでつながれた表示用の端末で構成された、American AirlineのSABRE Systemから始まったと聞いています。これを聞くかぎり、クラウドは別に新しい技術ではなさそうです。

女性ファッション業界よりも流行語を作る業界だ」と業界人であるオラクルのLarry Ellisonも認めるほど、テクノロジー業界は革新的ではなくても、新しい言葉を売り込む文化があるので困ったものです。

マーケティング思考として、クラウドは革新的技術ではないので、あたかも新しい技術として乱用すると混乱する人がいます。利用者目線でわかりやすく語りましょう。

瀬戸 和信 SONOS JAPAN 日本代表/ギャラップ認定ストレングスコーチ

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せと かずのぶ / Kazunobu Seto

日本人の新しい習慣を創出する業務に携わる。Microsoftでは「Surface」の日本初代製品責任者として“新しいパソコンの使い方”を、Fitbitでは日本事業立ち上げメンバーとして“腕時計で健康増進するという習慣”を日本で広めてきた。2018年より現職に就き、日本での音楽の新しいライフスタイル提案に力を注ぐ。著書に「NewsPicks」の人気連載を書籍化した『クリエイティブ思考の邪魔リスト』と『「自分」を殺すな、武器にしろ』(いずれも朝日新聞出版)がある。

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