酒に溺れる人が自覚するヤバすぎる思考回路

毎年300万人以上が過度な飲酒で死んでいる

アルコール依存症だと自覚しながら、飲酒をやめられない理由とは?(写真:bee/PIXTA)

WHO(世界保健機関)は今年9月、アルコールが原因で世界では年間300万人以上が死亡していると発表した。その数は世界の全死亡者の5%を超え、最も多い死因は交通事故や、ケンカだという。また、病気による死亡者も多くいるそうだ。

依存症の筆者が語る「酒の恐ろしさ」

私はおそらく「アルコール依存症」だ。

1年間で酒を飲まない日は、健康診断の前日と、内蔵に負担がかかりすぎて、何も飲めない・食べられない状況になった数日だけ。健康診断前日は、悪あがきにγ-GTP(アルコールの分解に関係する酵素)の数値を少しでも下げるべく酒を飲まないようにしている。「飲めない・食べられない」日については、飲食物を口にするだけで吐いてしまうため、何も口にできないわけである。

後者の症状については2015年以来、発症していない。その理由はわかっている。それまではビールを毎日、最低でも4リットル、多い日は7~8リットル飲んでいたからだ。さすがに今は医者や友人からも心配されたし、大きな迷惑をかけたので、こんなひどい飲み方をしていない。

酒を飲むことは、まぁ良くはないだろう。いや、愚行とさえも思う。そこはアルコール依存症ながら、認識している。日本には「酒もタバコも女もやらず100まで生きたバカがいた」といった都々逸があるものの、世の中には酒が飲めなくても人生を謳歌している人は多くいる。飲酒を正当化するための言い訳にすぎないだろう。

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