「社内の教育制度」に期待してもダメな理由 いかに悲惨な環境でも学べることは必ずある

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とはいえ、では教育環境が整っている、いい上司がいる会社がいい会社かというと決してそんなことはありません。

それは教育制度が整っており、優秀な人材のいる会社に勤務する人全員が仕事上で成功をしていたり、自分の望む人生を生きているわけではないことを見れば明らかです。

社会人たるもの、学生とは異なり、究極的には自分自身で学んで成長をしていかなくてはならない存在です。自分の人生に責任を持てるが故に、「社会人」や「大人」と本来は呼ばれるわけです。

同じ状況に置かれても、すべての人がまったく同じ結果を出せるわけではありません。スタートや入社した会社ややっている仕事が一緒でも、皆が皆同じ成長をするわけではなく、1年もすれば歴然とした違いが出てくるのが普通です。

その違いは、学びに対する自分自身のスタンスによるのです。

どんなことでも学びに変えることができる人は成長しますし、学ばないことの理由を探していては成長できません。

どんな状況でも「何か」を学ぶことはできる

成長する人は、何も置かれた環境「そのもの」によって成長しているのではなく、置かれた環境に応じた学びを自ら追求することにより成長をしているのです。

受け身の人生ではなく、攻めの人生を生きているか否かが運命の分かれ道です。

したがって、たまたま入社した会社に教育制度がなかったとか、上司に恵まれなかったという理由で腐ってしまうようでは、受け身を是とする学生の考えの延長でしかなく、この先長くつらいであろう人生を歩むうえで心もとないとしか言いようがありません。

そういったスタンスの方は、そのような制度のある会社や人材の層が厚い会社に入っても、何かしらの言い訳をつけてできない理由を探し、自分を慰めるのが関の山です。

どんな状況でも、その場でしか学べない何かを学ぶことは可能です。

自分よりも経験がある人が周りにいさえすれば、自分のスタンス如何によっては何でも学びに変えることができます。

もっと言うと、社会人にとっての学びは仕事場だけでなく、スクールやセミナー、独学などその手段や手法に限りはありません。ブレーキをかけるか否か、限界を設定してしまうかいなかは自分自身なのです。

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