学生時代は「進路」で大いに悩んだほうがいい 大学とは「選択肢」を広げて絞る場所

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大学受験を前に、今の自分が選べるベストな選択肢は?(写真:Kazpon/PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

来年、大学を受験をする予定の高校3年生男です。
私は小学生から高校生まで野球に打ち込んでいました。今夏に野球部を引退してから、周囲には前々から興味があった医学部志望と言ってきましたが、最近あまり医者になりたいと思わなくなってきました。
そこでほかに興味があることや昔好きだったことを探してみると、思い当たることが複数ありましたが、具体的なイメージが湧きません。また医学部志望でなくなったように、それに対する熱意が大学生活や社会に出てからも続くのかが不安です。
どうしたら後悔なく進路を決められるでしょうか。なお、野球では挫折したため、今後はするつもりはありません。アドバイスよろしくお願いします。
高校生 坂田

社会人でも日々悩んでいる

高校生ですから、進路や今後の仕事のことについて悩んで当たり前です。

もっというと、大学生や一線でバリバリ働いているように見える社会人であっても自分の人生や職業はこれでよいのかと、日々悩みながら生活しているのが実情です。

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むしろ何の迷いもなく、現在の職業人生をまっとうしている人のほうが少数派でしょう。

ましてや高校生であればそれは当たり前です。でもそれでよいのです。

学生という立場で、社会や仕事というものに対する経験や知識がない中で判断したことを考えると、選んだ仕事が自分にとって一生ものの仕事であるほうが奇跡だとも言えます。

ではどうしたらよいのか?

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