信頼される人は「キャラ×能力」で秀でている 仕事ができる人はメンタルがエリート!

拡大
縮小

次に論理力ですが、これはいわゆるロジカルシンキングと言われるものです。

主語、述語、目的語をきちんとつけて、できるだけ短いセンテンスで説明する能力です。これができないと「お前は何が言いたいんだ」と上司様に一刀両断される可能性があります。

メンタルから自分の働き方を見直してみる

そして、最後に社内政治力です。これはすなわち、社内のインフルエンサーを押さえる能力です。インフルエンサーとは、この人が言えば上司が動く、部署が動くといった影響力の強い人です。

『ずんずん式★壮絶メンタルトレーニング』(書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします)

ベストはあなたがインフルエンサーになることですが、インフルエンサーにはインフルエンサーとしての苦労があります。そんな苦労に乗っからなくていいので、

インフルエンサーとベストフレンズになって、影響力にただ乗り

しましょう。

上司もインフルエンサーの重要性は知っています。社内に顔が利く人間は、情報収集に便利ですから、インフルエンサーは上司のお気に入りの場合が多いのです。

会議などで要望を通したい時、自分が言っても通らないけれど、インフルエンサーのあいつが言ったら通るという事態がよくあるはずです。自分はあえて黒子に徹して、インフルエンサーを動かし、長期的に見て自分が有利な方向にもっていくのです。

このように人格を高め、能力を高めた時に信頼は築かれ、あなたは自分がオフィスで必要とされる重要な人間であると実感し、充足感と共に喜びを生み出すことができるのです。

仕事が忙しすぎてそんなこと忘れていた、最近ギスギスして心にゆとりがなくなっている、そんなふうに感じたら、ぜひ一度、最近の言動を振り返って、メンタルからご自身の働き方を見直してみることをお勧めします。

といったところで今日は失礼します☆

ずんずん キャリア・人間関係コーチ、コラムニスト

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

ずんずん / zunzun

元外資系OL。大学卒業後、埼玉県にある日系事業会社に就職。激務の果てに「死ぬ前に丸の内OLになりたい」と転職活動を開始し、外資系投資銀行に採用される。さらにシンガポールの世界的IT系企業で働いたのち、帰国。著書にコミックエッセイ『外資系はつらいよ OLずんずんが見た資本主義帝国♪の全貌』『外資系OLは見た!世界一タフな職場を生き抜く人たちの仕事の習慣』(ともにKADOKAWA)『エリートに負けない仕事術』(大和書房)がある。

ツイッターはこちら

Webサイトはこちら

この著者の記事一覧はこちら
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT