介護のマッチング・プラットフォームとは?

ブティックス社長ロングインタビュー

村上:展示会の出展社になられる方々ですね。

新村:そうです。2013年頃、色々と模索する中で、お困りになっていることはないかとメーカーに話を聞きに行ってみると、皆さん営業で悩まれていたんですね。当時、介護施設が次々と新設されている一方、売り込みたいと営業に行っても門前払いで会ってもくれないので、当社に介護施設を紹介してくれないかと頼まれました。そうした介護事業者は、当社のeコマースでも取引がありましたので、ご紹介しました。

同時に、介護事業者にも何かお困りごとはありませんか、とヒアリングしました。すると、みなさん情報不足で困っていらっしゃったんです。

メーカーと介護事業者の橋渡し役に

メーカーの情報も良く知らない、という方が予想以上に多く、介護事業者の方にお伺いするたびに、スプリンクラーが壊れたという話だったり、新しい家具が必要という相談だったり、介護ベッドを入れ替えたい……など、いろんなニーズに遭遇します。

ただ、皆さん忙しいので情報を収集する時間がないんですね。まさに商品購入で悩んでいるタイミングで営業から売り込みがあれば良いのでしょうが、なかなかタイミングがぴったり合うものでもありません。必要でないときに営業がきても、対応する時間がない。結果、介護用品に関する情報に普段接することがなく、必要な時に情報不足で困ってしまうという状態でした。

つまり、お互いニーズがあるのにマッチングされる機会がなかったため、これはマッチングする必要があるんじゃないかと思ったわけです。私は、前職で、展示会を通して企業同士をマッチングしていたので、それなりにノウハウがありました。それで、課題解決のために展示会を開催しようと考えたのです。

(ブティックス「成長可能性に関する説明資料」より)
次ページ2015年3月に第1回の展示会を東京ビッグサイトで開催
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