そもそもユーグレナという社名は、ずばりミドリムシの学名。学生時代バングラディシュを訪れ、飢えに苦しむ現地の子供たちを救うために何ができるかと考え抜いた出雲社長がたどり着いたのがミドリムシだった。日本名についている「ムシ」が誤解を招くこともあるが、クロレラと同様、単細胞の藻の仲間。たんぱく質やミネラルを豊富に含み栄養価が高い。しかも、多細胞の植物と異なり固い細胞壁がないので消化吸収がよい。
沖縄県石垣島で養殖、乾燥、粉末加工し、青汁ならぬ「緑汁」として直販するほか、健康食品会社や化粧品会社へのOEM供給、ミドリムシクッキーやミドリムシハンバーグ、ユーグレナヨーグルトなど外食、食品会社への原料供給が収益源となっている。2018年までの5年で食品売上高を10倍近い150億円(現17.5億円)に引き上げる。M&Aはそのための手段だ。
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