仲:今日は、加藤さんのキャリアについてお話を伺いたいと思っています。よろしくお願いします! 編集者時代のお話もたくさん聞きたいのですが、まずはピースオブケイクの事業について、簡単にご紹介していただけますか?
加藤:ピースオブケイクは、「クリエーターや出版社のコンテンツをWEBで配信する仕組み」を作っている会社です。その中でメインとなっている事業が、1週間150円の購読料ですべての記事が読み放題になるというコンテンツ配信プラットフォーム「cakes」です。その上で自分たちのオリジナルの記事をつくってメディアの運営もしています。他社の出版社や、著者さんの作った記事を出していただいたりしています。クリエーティビティを発表するビジネスの場を、紙だけでなくてWEBでも作りたいと思って活動を展開しているところです。
仲:出版社の編集者だった加藤さんが、どうしてWEBの事業を始めたのか気になるところですが、そもそもなぜ新卒で出版社に就職しようと思われたのですか?
もともと本とコンピュータが好きなギークでした
加藤:僕はもともと、本とコンピュータが好きな子供だったのです。1973年生まれで、堀江貴文さんとかと年齢が近いのですが、小学生時代にマイコンブームが訪れたりして、子供の頃からパソコンを使っていました。だから大学は経済学部に進みましたが、プログラミングをしたり、Linuxのオープンソース活動なんかもしたり、とコンピュータにはまっていました。
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