デキる人は正しく「自虐ネタ」を使っている

「心を動かす日本語」と「不快な日本語」の差

法則2:できる人は、「リスク」ではなく「チャンス」を拾う!

ビジネスパーソンがいつも使っている日常的な言葉の中には、「損する日本語」が潜んでいます。

同じ内容を口にしているのに、なぜか「この人はやる気がないな」と思われてしまう人、あなたの周りにもいませんか? 

なぜ、そんなふうに見えてしまうのか。発言する言葉を注意深く観察してみると、そういう人に限って顕著なのが、

「リスクが高すぎる」

「リスクを検討してから決めましょう」

というように、リスクへの不満と不安を頻発していることでした。

筆者的に考えれば、リスクがあるのが仕事です。リスクがないのは、過去の繰り返しなので、会議などでわざわざ議論する必要はありません。成功率がほぼ100%だからです。

リスクが高いと口にすること自体がNGだと思います。なぜなら、面白いことにはリスクがあるからです。テニスの試合、サッカーの試合もリスクがあるから楽しく、見ていても感動します。100%どちらが勝つかわかっている試合を誰が見るでしょうか? リスクがない007の主人公を誰が応援しますか? それと同じです。

リスクがあるから、人を引きつける仕事になる。そう思いましょう。

ちなみに著名な経営者たちはリスクだらけ。話題のイーロン・マスク氏だって、毎日大量のリスクと戦っていることは報道で伝えられているとおりです。やはり日本語として使うべきは……。

「まだだれもチャレンジしてないので、初めて成功するかも!」
「これは難しいものなので、みんなで力を合わせるしかないな。チャンスを探そう」

そう、「チャンス」という言葉です。チャンスという言葉はリスクの数百倍も強い言葉です。ぜひこの言葉を使ってみてください。

「言葉の力」をとても大切にしている経営者

法則3:ビジネス用語を変換すると協力者が増える

エステーのカリスマ経営者といわれた鈴木喬会長の後を継いだ鈴木貴子社長は「言葉の力」をとても大切にしている経営者だと思います。

社長就任後のヒット商品「シャルダン ステキプラス」「プレミアムアロマ」などは、主な購買層である女性の心に届くような情緒的な商品名、キャッチフレーズ、デザインに変更したことで大成功を収めました。これまで値段や容量で競ってきた商品の価値を、言葉の力で変えたのです。

エステーのV字回復の裏には、エステーの商品顧客である女性の気持ちに寄り添った言葉の使い方があったのです。

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