そのほかにも、女性専用のヨガサロンなど全般に”コト消費”を意識したテナントを数多く誘致した。朝7時30分から開店、あるいは夜11時に閉店する店舗もあり、オフィスワーカーの出勤前、出勤後の需要にも照準を定める。
この新館は従来の百貨店業とは違い、専門店からテナント賃料を得る「脱・百貨店モデル」を採用する。高島屋は子会社を通じて玉川高島屋S・C(東京・世田谷区)などを運営している。
黒字化は3年目以降に
そのような施設に入居するテナントからの賃料を軸とする不動産事業は、現在、全体の営業利益のうち3割をたたきだす高島屋の収益柱となっている(前2017年度実績)。日本橋高島屋S.C.の開業により、賃料収入のさらなる積み上げを目指す。
とはいえ、日本橋高島屋S.C.は広告費、内装などの償却費といった費用が当面先行する見込み。黒字化は3年目以降となる予定で、もくろみどおり、若年層を引き付けることができるかどうかが、勝敗の分かれ目になりそうだ。
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