成績不振の子は「科目別の攻略法」を知らない

伸びにくい国語にも"最終手段"がある

暗記にも戦略が必要です(写真:Greyscale / PIXTA)
9月を迎え、中学受験を目指す受験生たちは、模試に、過去問に、対策講座に、と忙しい日々を送っていることでしょう。残り時間が秒単位で減少していく中、相当な焦りとプレッシャーを感じている保護者の方も少なくないかもしれません。進学塾を営む宮本毅氏のもとにも、連日、塾の内外から相談メールが寄せられているといいます。中学受験ライターでもある宮本氏に、受験直前までできる科目ごとの「暗記術」を聞きました。

社会>算数>理科>国語の法則

受験生と保護者の皆さんにまず、ぜひ覚えておいていただきたいこと。それは「社会>算数>理科>国語の法則」です。

あくまでも私の経験則ですが、これは各科目を点数が上がりやすい順に並べたものです。理科については暗記単元と計算単元にわかれますし、算数も単元ごとに違いはありますが、総じてだいたいこのような感じです。つまり暗記学習が中心の科目ほど点数が上がりやすいということが言えます。もちろん算数は思考力重視の問題も出題されますが、算数が苦手な生徒が点数を伸ばそうと思ったら暗記分野に頼るのが一番の早道になります。

国語についてはもちろん漢字や四字熟語などの知識分野もあるのですが、読解については正直なところ伸びるのに半年以上はかかってしまいます。もし現時点で国語の成績があまり伸びていないのであれば、もはや焦っても仕方がありません。勉強しないと読解力は落ちてしまいますので完全に捨てることはできませんが、点数を伸ばすのはあきらめてほかの科目でカバーすることを考えるほうが入試の作戦上は有効だと思います。ここは開き直りの精神が重要です。伸びないものは伸びないとさっさとあきらめて、伸びやすい科目を頑張ることです。

とはいえそれでも何とかしたいと思うのが親心ですよね。「あきらめなさい」と断じてしまうのはあまりに薄情。そこで本稿の最後に国語力を伸ばす方法についても少し触れておきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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