ワインスクールは出会いの宝庫
そもそもデートにおいて、男性が女性をエスコートするのが基本です。だからワインに詳しい男性なら「すてきなワインを選んでもらえるわ~」と女性に喜ばれることになるし、逆にワインに詳しい女性を目の前にしたら、メニューを手渡された男性は結構なプレッシャーを感じることでしょう。自分が選んだワインに「ダメ出しされたらどうしよう」とか、「何がいい?と聞いて高いワイン選ばれたらヤダなー」となるわけです。
ちなみに私は猛勉強の末、ソムリエ協会の認定資格を取ったので「ワインに詳しそう」というのが、すっごいアピールポイントになることを、身を持って実感していますし、ワイン仲間の女性たちにこの話をすると、一様にイヤーな顔をして「そうなのよねー」とブーたれます。5年前にソムリエ協会の資格を一緒にとったワイン仲間の妙齢の彼女たち。大半が現在も独身のまま。このことが実態を雄弁に語っている気がします 。
原因は明らかです。そして本人にも自覚症状があります。たとえば、せっかく男性が背伸びして「誕生日にさぁ、モエなんかどう?」と水を向けても、「いや、私、同じ値段ならポールロジェのほうがおいしいと思う」とつい本音を言ってしまうから、男性に煙たがれるのです。ちなみに数少ない既婚者になったM嬢によると、自身のワインの趣味を相手に押し付けないことが成功の秘訣なのだそうです。
(話を元に戻しますと……)先のドンペリネタ、どこで仕入れたかというと、ワインスクールで教えてもらいました。世間的に、ワイン愛好家の男性というと、「キザなヤツ」というイメージがあります。実は私もそうでした。ワインなんて酔えればどれでもいいと思っていたくらいですから。
そんな私がひょんなことから通ったワインスクール。そこは、魅力的な女性との出会いの宝庫だったのです。
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