カルチャースクールが狙い目
私は40歳を過ぎてから、いろいろなカルチャースクールに通いました。 ワイン、オペラ、本の企画書作り、個人貿易、イメージコンサルタント。これらに通っていちばんよかったことは、「大人の青春」を楽しめたということです。
利害関係がない人との付き合いは、社会に出るとなかなかできないものです。また、いろいろな年代、さまざまな職業の人と知り合う機会も、そうそうないものです。
しかし、カルチャースクールにはそれがあるのです。そこで知り合ったクラスメートたちとあだ名で呼び合って、同じ目標に向かって一緒に頑張って、テストの成績に一喜一憂し、お互い励まし合う。仲良くなったら、テニスをしたり、飲み会をしたり、温泉に行ったりして……。まるで学生です。はるか昔に過ぎ去ったはずの学生気分を再び満喫することができたのです。
新しい知識や技術が身に付いた。魅力的な女性と出会えた。それに加えて、新しい人間関係が広がって、気のおけない友達がたくさんできて、そして失ったはずの青春をもう一度、謳歌できたのです。
若いエネルギーをギラギラ燃やす青春もいいですが、大人の穏やかな青春もいいものです。二兎を追うものは三兎を得る。みなさんもカルチャースクールで大人の青春を楽しみましょう。
それでは最後に、時節柄、旬のワインということで、ボジョレーヌーボーのほとんど知られていない実態に触れたいと思います。
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