カリスマ投資家が「ナンピン買い」する地味株 「高値づかみ」したが安いから少し買い増した

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【8月15日 水曜日】日経225先物は、10円安の2万2310円、NYダウは、112ドル高の2万5299ドル。地盤ネットホールディングス(6072)を255円で100株ナンピン買い。345円で100株買っているので、平均買値300円で200株保有となった。

ナンピン買いについては、原則、自己のナンピンルールに基づいて行っている。初心者の人がやりがちなナンピン買いとしては、たいして下がっていないのに、すぐに買い増ししてしまい、さらに下落し傷口を広げてしまう(損失拡大)。いわゆる下手なナンピンです。これについては、私も初心者の頃、経験済みなのです。これを回避する方法としては、基本的に「1割から3割程度下がらないとナンピン買いはしない」、かつ、「最初に買ってから時間を空けること」です。しかも時間については、半年だったり、場合によっては1年以上経ってからナンピン買いすることもあります。これができるかどうかが、下手なナンピンになるのか、有効なナンピン買いとなるのかの違いです。

 

2017年の年初から、節税のため、iDeCo(個人型確定拠出年金)を、SBI証券で月額掛金上限の6万8000円で運用しているのだが、1年半も経ってどうなっているのか、初めてログインしてみたら、なんと全額、「スルガスーパー定期1年」(利率は0.01%)で運用されていた。何の運用指示もしていないので、SBI証券では運用指示がなければ、スルガスーパー定期に入るようになっているのだろう。

運用先を「スルガ銀定期」から「あおぞらDC定期」へ

SBI証券に電話で確認したら、「万一スルガ銀行が破綻しても元本は保証される」ようであるが、私の年金資金が経営破綻したシェアハウスの会社に融資されていると思うと嫌だなぁと思い、今までの掛金分とこれから引き落としの運用先をスイッチングし、あおぞらDC定期1年(利率は0.02%)に変更した。

また、元本確保型で運用しているのに、元本割れしていたのは、始める時の手数料2880円と月々167円〔国民年金基金連合会口座管理手数料103円、事務委託先(資産管理機関)口座管理手数料64円〕が引かれているからだった。あおぞら銀行(8304)(旧日本債券信用銀行)は、しばらく見ているが、なぜかいつも配当利回りが高いのですよ。四半期配当を実施していて、年間予想配当は184円。本日の株価は、3915円なので、配当利回りは4.69%。優待保有銘柄のスクロール(8005)が、一時、16円高の842円をつけ、年初来高値更新。日経平均は、151円安の2万2204円。

【8月16日 木曜日】日経225先物は、190円安の2万1990円、NYダウは、137ドル安の2万5162ドル。訪日観光客数の伸びが鈍化したということで、インバウンド関連株が急落。ファンケル(4921)は、570円安(9.76%、値下り率5位)の5270円、コーセー(4922)は、1590円安の18020円、松屋(8237)は、111円安の1150円、ビックカメラ(3048)は、54円安の1421円。トルコリラは、19円台回復。キュービーネットホールディングスは、36円高の2250円と高値引け。だけど、2250円は、IPO(新規株式公開)の売り出し価格なので、配当18円はもらってはいるものの、ようやく振り出しに戻った感じ。日経平均は、12円安の2万2192円。

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