あなたの会社は時計にたとえると何時なのか 5時と11時では「見られ方」がだいぶ違う
もちろんすべての企業に当てはまる訳ではありません。1時間、時には数時間先にスキップする企業もあれば、途中で行き詰まったり、膠着したまま(時計も壊れたまま)姿を消したりする企業もあります。
典型的な時間の進み方を把握することで、つまずく場所に気付きやすくなり、コミュニケーションの仕事がやりやすくなりました。
メディアに取り上げられるのは1時ごろ
12時:黎明期
真夜中の時点ですでにメディアの注目を集めているなら、(記事投稿サービスの)「ミディアム」を立ち上げたエヴァン・ウィリアムズのように、おそらくそれ以前に成功しているのではないでしょうか。ただ企業を立ち上げただけでは、人は興味を持たないものです。もし、この時点で何らかの理由で報道されているようなら、先行きはあまり思わしくありません。
あまりないことですが、もし本当に状況が悪ければ、ひと息に時計の針を一周りさせることができます。大抵は、傲慢な姿勢と人気者の力に頼りすぎたことでローンチ時には消費者の気持ちが冷め、さらに過剰な宣伝と資金調達で状況がさらに悪化すると、時計はすぐに一周します。
写真アプリの「カラー」がいい事例ではないでしょうか。同社は2011年3月に4100万ドルの資金を集め、24時間で時代の寵児から批判の対象となり、そして二度と表舞台に戻ってきませんでした。
1時:ニューフェイス
最初にまともにメディアに取り上げられるのは1時頃ではないでしょうか。適切な道を通っていれば、どの企業でも1時にはたどり着けます。すでに製品やサービスを売り出し、数人の著名な投資家から資金を集めているなら、記事の見出しはまずまずのはずです。
強い関心はないにしても、名前くらいは聞いたこと企業になっているはずです。この時点では重要なことです。今では時にいる多くの企業が、「ウーバーっぽい」サービスを提供しています。たとえば、レストラン版ウーバーと言われる「リザーブ」はちょうど1時に針が止まっています。
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