副業解禁時代「ライター」で稼ぐという生き方

子育てや家事と両立、会社勤めでもできる

Webメディアを中心に活躍中の井上マサキさん。ライターのほか、路線図研究家としての顔も(写真:news Hack by Yahoo!ニュース)

「上の子が帰ってくると、『おやつどこ?』とか『宿題でわからないところがある』とか、何かと騒々しくなるので、仕事の手はいったん止めざるを得ません。日によって友達を連れてくることもありますから、それまでにどれだけ集中して執筆できるかが勝負です。17時半になったら学童保育所に下の子を迎えに行き、その前後に帰宅した妻が夕食の支度をしてくれる、というのがいつものパターンですね」

締め切り前など、どうしても仕事の手が離せない時は、2人の子どもが寝静まった22時以降に、再びパソコンに向かうこともあるのだそう。なかなかにハードな生活ですが、井上さんの表情は実に晴れやかです。

「SE時代は帰りが遅く、家事・育児に参加したくても、子どもを保育園に送って行ったり、休みの日に掃除洗濯をしたりするのがやっとでした。しかし、会社を辞めてフリーランスのライターになってからは、毎日家族そろって食事ができるし、子どもたちと触れ合う時間もたくさん取れるのがうれしいですね」

夫婦間でスケジュール調整はカレンダーアプリで

とはいえ、何かと外出も多いライター稼業。どうしても家を空けなければならない時は、どう対応しているのでしょうか。

「たとえば、夕方の時間帯の取材や、泊りがけの出張を伴う依頼をいただいた際は、まず妻とスケジュールを相談します。妻が早めに帰ってこられる日であれば、私の仕事を優先させてもらうようにしています。そうしたコミュニケーションをスムーズに行えるように、夫婦間でカレンダーアプリを使って情報を共有しているんです」

(写真:news Hack by Yahoo!ニュース)

夫婦2人でスケジュールを調整しつつ、ライターとしての仕事と、夫や父親としての家事・育児を両立している井上さん。ちなみに夫婦間における家事の分担については、「はっきりと線引きはしていない」のだそう。

「女性はどうしても出勤前の身支度に時間がかかるので、自然に朝は手が空いている自分が家事をやるようになりました。それに、たとえば長女の髪をポニーテールに結ってあげるのも、手の大きい自分がやったほうが効率的だったりしますからね(笑)」

次ページアクシデントはつきもの
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 夢を諦めない「脱会社員の選択」
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 新型コロナ、「新しい日常」への前進
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
トレンドライブラリーAD
人気の動画
早慶上理・MARCH・関関同立、少子化でどうなる?
早慶上理・MARCH・関関同立、少子化でどうなる?
築40年超「老朽マンション」丸ごと建て替えの大問題
築40年超「老朽マンション」丸ごと建て替えの大問題
山手線2日間運休「渋谷駅大工事」何をどう変えた
山手線2日間運休「渋谷駅大工事」何をどう変えた
「安売り日本」はもう限界、ニッポン再生計画
「安売り日本」はもう限界、ニッポン再生計画
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
日米の躍進銘柄を総まくり<br>発掘! 未来の成長企業

米国の株式相場上昇に目を奪われがちですが、日本でも未来を牽引する成長企業は確実に育っています。本特集では「新興成長企業」や「トップの通信簿」などのランキングを掲載。GAFAMやメルカリの次の新主役を探しましょう。

東洋経済education×ICT