副業を軽く見ている人がハマりかねない罠

いざというときに会社とモメるリスクも

レアケースかもしれませんが、実際に起こりうる話です(写真:amadank / PIXTA)

「みなさんも副業をやりたければやってもいい」

今年の年頭あいさつで副業について社員に向かって宣言したのは、とある印刷会社のN社長です。政府が進める働き方改革の柱の1つになっている正社員の副業や兼業容認の動き。N社長はそれに触発されたようです。

副業始めました

そんな社長の宣言を受けて、入社間もない事務職のT君(仮名)は副業を決意しました。社長も朝礼で宣言した手前「おう、一番槍だな」と嬉しそうに返したことから、T君の副業探しが始まったのでした。

「バイトでお小遣いを増やそう」

T君は、もともと毎晩帰宅後にランニングをするのが日課でした。「どうせならおカネももらえるしバイトで汗を流そう」と始めたのがビル清掃のアルバイトです。時給は1200円で毎日20時~22時までの2時間。印刷会社の勤務時間は9時~17時なので、仕事が終わってからバイトに向かっても十分間に合います。1日2時間で週5日勤務としたので、T君は1カ月約5万円の副収入を得ることとなったのでした。

次ページ最初のうちはよかったが……
関連記事
トピックボードAD
  • 就職四季報プラスワン
  • 発達障害者と働く時代
  • 経済学で読み解く現代社会のリアル
  • 賃金・生涯給料ランキング
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
転機のLCC ピーチが仕掛けるアジア大競争

日本初のLCC(格安航空会社)、ピーチ。国際線は台湾・韓国への短距離路線が中心だったが、中距離路線に参戦。東南アジア全域を狙う。拠点・関空は台風で混乱。新戦国時代に突入。