《気になる数字》39.6% 持病がある40代男性労働者の割合(2007年)

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心身の健康状態に不安を抱きながら働いている労働者は多い。

厚生労働省が全国の民営事業所(常用労働者10人以上)で働く労働者を対象として2007年10月に実施した「労働者健康状況調査」によると、職場の人間関係や仕事の質・量の問題をはじめ、仕事や職業生活に関して強い不安・悩み・ストレスがある人は58.0%。その割合が最も高い40歳代男性では65.5%を占める。現在の健康状態について「非常に健康である」と判断する人は前回02年調査時から3.2ポイント低い13.2%で、40歳代の男性に至っては15人に1人(6.7%)という割合にとどまっている。

また、医師から診断された「持病」がある労働者は前回調査時より2.6ポイント高い31.4%(うち男性33.8%)。この割合も年齢によって大きな差が見られ、男性の場合、29歳以下の17.1%に対し、40歳代で39.6%、50歳代では48.0%に達している。男性の持病の種類を見ると、29歳以下で「ぜんそく」、30歳代で「腰痛」、40歳以上では「高血圧」が最も多い。

将来の健康状態に対して「不安を持っている」人の割合も前回調査時の76.0%から81.0%に上昇する一方、「不安を持っていない」は同じく4.6ポイント減の18.1%となっている。

ここ数年間、労働環境の目立った改善が実現しなかったことは、こうした勤労者の健康状態からもうかがえる。

(『東洋経済 統計月報』編集部)

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