20代の会社員がゼロから1億円を貯める方法

たった一つのことを守れば達成が見えてくる

藤野:ネットを探すといろいろなシミュレーションがあるので、実際にそれを使えば簡単に計算できますが、たとえば毎月4万円を積み立てながら年7%の平均リターンで運用し続けたとして、1億円を作るには、39年と4カ月。

毎月3.3万円、年平均7%運用なら41年11カ月

渋澤:つみたてNISAだと月々の積み立て金額が3万3000円だから、同じように年平均7%で運用したとすると?

藤野:41年と11カ月。

渋澤:ということは、22歳で社会人になったとして、つみたてNISAの20年という積み立て期間の制約がなくなれば、64歳くらいの頃には1億円になっているというわけですね。

中野:その頃には定年も65歳とか70歳になっていますから、場合によっては現役時代のうちに1億円を手に入れられます。

渋澤:ただ、問題は年平均7%のリターンが実現できるかどうかということです。

中野:まあ、今のような超低金利では、預貯金の積み立てで1億円をつくるのは絶対といってもいいくらいに不可能でしょうね。株式の期待リターンって、どのくらいでしたっけ。

藤野:大体、6~7%というところでしょうね。もし年平均で8%のリターンを目指そうとするならば、インデックス運用(代表的な指数に連動する運用方法)では難しくなると思います。やはり、よいアクティブ運用(代表的な指数を上回るリターンを目指す運用方法)の投資先を選ぶ必要があります。

中野:一定の期待リターンが実現するという前提で逆算すれば、誰でも1億円はつくれることになります。しかも、つみたてNISAなら毎月3万3000円ずつ積み立てていく、ただそれだけのことで1億円になる。マクロ経済分析や、テクニカル分析の勉強をする必要もない。マーケットタイミングを判断する必要もない。ただ、コツコツと積み立てていくだけのことですから、本来なら誰にでもできることです。投資で成功するためには、才覚も何も必要ない。唯一必要なことがありますけど。

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