81. 日本酒の国内消費量は1975年の167万キロリットルをピークとして2010年には58万9000キロリットルと半減
82. 2017年、日本酒の輸出金額は約187億円、輸出量は約2万3482キロリットル。いずれも8年連続で過去最高記録
83. 日本酒消費量日本一の県は新潟県。県民1人あたり年間平均12.6ℓ飲んでいる(平成27年度国税庁)
酒蔵数日本一の県は?
84. 新潟県は酒蔵数が日本一多い県
85. 酒蔵見学を希望する場合、見学可能な日時の問い合わせや事前の予約はマスト
86. 酒蔵を見学する際は日本酒造りのための環境を脅かすことがないよう清潔な身なりを心がけるなど注意が必要
87. 酒蔵見学の前に食べないよう気をつけるべき食品の筆頭は納豆。納豆菌は生命力が強く、麹に混ざって繁殖する可能性があるため
88. ヨーグルトや漬物などに含まれる乳酸菌も酒蔵では火落ち菌と呼ばれ嫌われるもので、摂取を控える必要がある
89. さらにみかんなどの柑橘類は皮の裏側に青カビ菌が生育しているため、これも摂取を控えるのが無難
90. 同様に土いじりや草刈りなどをした服装のまま酒蔵に入るのも禁忌
91. 見学の際にはほとんどの酒蔵で酒の仕込み水を飲むことができる
92. 近年、酒蔵見学や地酒の飲酒を中心に地域の食文化、伝統文化を楽しむ観光スタイル「酒蔵ツーリズム」が人気
93. 佐賀県鹿島市で6つの蔵元と日本三大稲荷の祐徳稲荷神社を巡るツアーを始めたのが「酒蔵ツーリズム」ブームの発端といわれる
94. 長い歴史と権威を誇る日本酒アワードとして「全国新酒鑑評会」が知られる。第1回目は1911年に開催
95. 2012年には日本一美味しい市販酒を選ぶ唎き酒イベント「SAKE COMPETITION」がスタート
96. 毎年英国で開催される世界最大規模のワイン品評会IWCに、2007年「SAKE部門」が創設された
97. IWC「SAKE部門」では純米酒、吟醸酒など9カテゴリーごとに、とくに優れた出品酒にトロフィーが与えられる
98. さらにそのなかから最も優れた出品酒に日本酒部門の最高賞として「チャンピオン・サケ」の称号が授与される
99. 2017年の「チャンピオン・サケ」は『南部美人 特別純米』
100. 2018年のIWC「SAKE部門」には過去最高の456社1639点が出品。チャンピオン・サケは7月1日に発表される
(文:森谷 美香/モノ・マガジン2018年6月16日号より転載)
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