GW中に試したい!「アナログ生活」のススメ 単一機能なら従来品のほうがベターかも
アップルウォッチの画面は、ユーザーが手首を一定の角度に傾けると点灯する。特定の動きから、持ち主が時間を見ようとしていることを判別するわけだ。バッテリーを長持ちさせるのに役立っている機能だが、かえっていらいらさせられた経験を持つユーザーはけっして少なくない。
たとえば自転車に乗っているときに時間を知りたいと思ったら、左手をハンドルから離し、アップルウオッチの「文字盤」の面を顔の方に向けなければならない。
混んだ電車やバスの車内でポールを握って立っている場合も、時間を見るために手首を正しい方向に傾けるのは容易ではない。会議中に次の予定までの時間が気になったとしても、手首をひょいと曲げて文字盤を見るのはあからさますぎる。
こうしたケースでは、アップルウォッチが省電力とディスプレーの常時表示を両立できるようになるまでは、時間を見るという機能については普通の腕時計に軍配が上がる。仕事中は腕時計、ジムではアップルウォッチという使い分けをするのもありだ。
タッチスクリーンが埋め込まれた車が多いが…
車載用ホルダーvs.スマートカー・コンソール
最近ではコンソールにタッチスクリーンが埋め込まれた車が多い。このスクリーンはスマートフォンと同じ画面を映し出すためのものだ。グーグルの基本ソフト(OS)、アンドロイド搭載のスマホであれば「アンドロイド・オート」、アップルのiPhoneであれば「カープレイ」と呼ばれる技術を使う。
どちらのシステムも、スマホとシームレスに使えることを狙って設計されている。たとえばiPhoneにつなぐと、アップル製の地図アプリやアップルミュージック、ポッドキャストなどのアプリがコンソールのタッチスクリーン上にも表示される。スマホをいじることなく、タッチスクリーン上もしくは音声アシスタントのSiriを使って操作可能だ。
問題は、スマホで愛用しているアプリでも、コンソール上のタッチスクリーンでは使えない場合があることだ。たとえばカープレイでは、アップルの地図アプリは使えてもグーグルマップは使えない。