GW中に試したい!「アナログ生活」のススメ 単一機能なら従来品のほうがベターかも

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おまけにシステムの大型更新が必要になった場合、いまだに一部の自動車メーカーは、ユーザーが自分で更新用のデータをダウンロードしてインストールすることを認めていない。ディーラーに車を持ち込んで、カネを払って更新を頼まなければならないのだ。

いい例がゼネラル・モーターズ(GM)で、無線通信を介したソフトウエア更新をユーザーに認めておらず、2020年までにサポートする計画だと述べるにとどまっている。

一方、車載用ホルダーを使ってスマホを運転席近くに固定すれば、安価で簡単、なおかつフラストレーションもずっと少なくてすむ。ダッシュボードでもCDプレーヤー用スロットでもエアコンの吹き出し口でもいいからホルダーを固定し、そこにスマホをはめ込んで、あとはアクセサリーポート経由でシガーソケットにつなげばいい。

これだけでスマホが車載用の情報娯楽システムに早変わり。使い慣れたナビゲーションアプリや音楽アプリも使えるし、音声操作でスピーカーフォンを使って電話をかけることもできる。画面も地図を見るには十分なサイズだし、OSの更新だって自分でできる。これ以上何が必要だと言うのだろう。

アマゾンの「スマート目覚まし時計」

目覚まし時計VS.アマゾン・エコー・スポット

アマゾンは先ごろ米国で、「エコー・スポット」という新製品を発売した。これはタッチスクリーンのついたスマート目覚まし時計。音声アシスタントのアレクサも使える。いただけないのは、ビデオ電話をするためにカメラが内蔵されている点だ。

ベッド脇のテーブルに置いたカメラに夜中見張られているような状態で、これではプライバシーを侵害してくれと言っているようなものだ。下着姿のままで食料を買ったり、スマホで写した写真を洗いざらい、ウェブに投稿・公開することもあるかもしれない。

アマゾンによれば、エコー・スポットに搭載されたカメラ用ソフトは使われていないときはいつでもオフにできるという。だがハッカーに狙われそうな機能であることに変わりはない。

だからもし、会社に遅刻しないように朝、起こしてくれるツールが必要なだけであれば、昔ながらの目覚まし時計にしておいたほうがいい。

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