スマホ中毒から脱するにはどうしたらいいか

アップルも真剣に考え始めた?

スマホ中毒から抜け出すには……(写真:PeopleImages / iStock)

あなたがスマートフォンの奴隷になっていると感じていても、それはアップルのせいではない。それでも、今年アップルには、スマホに関して画期的な行動を取るチャンスがある。それは、ユーザーがもっとよく考えてスマホを使うよう、また使用時間が短くなるよう取り組むことだ。

ハイテク業界もスマホの影響懸念

米国全体で、テクノロジー「依存症」に関して関心が高まっている。「依存症」をカッコで囲んだのは、スマホが私たちに及ぼす影響は、ドラッグやアルコールとまったく同じではないからだ。また、これは新しい問題でもない。人間のデジタル技術の活用について調べている研究者らは、デジタル技術が私たちの認知力や精神、健康などにマイナスの影響を与える可能性があることを、もう何年も警告してきた。

ここにきての新たな動きは、スマホの影響について心配しているグループに新しいメンバーが加わったことだ。最近では、フェイスブックの元従業員などテクノロジー業界の有識者らが、スマホアプリに組み込まれている没頭や説得の仕組みに、人間は太刀打ちできないと論じている。彼らの懸念は多岐にわたる。集中力の欠如や生産性について憂慮し、また、ソーシャルネットワークが感情や人間関係に変化をもたらすことや、さらには子どもにどんな影響があるかについても心配している。

彼らの後悔の告白をどう考えるべきなのかは、よくわからない。こんなすごい機械を私たちに与えておいて、それで何十億ドルも稼いでおいて、今になって「スマホは良くない」と言うなんて。

次ページ問題を解決できそうなのは誰か
関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
IT巨人4社の正念場<br>GAFA包囲網

グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、この4社をまとめてGAFAと呼ぶ。今、強烈な逆風が吹く。問題の本質はどこなのか?フェイスブックの情報管理部門責任者に直撃。