「部下を放置する上司」にあたった人の悲劇

「仕事は盗むもの」は確かに正論ですが…

A美さんは絶望しました。が、転職してせっかく給料がアップしたばかり。すぐに会社を辞めたくはありませんでした。そこで、A美さんは全力を出すことにしました。

A美さんは社内で人脈を増やし、自分の能力で何ができるかを考えたのです。A美さんは同僚の仕事を見て覚え、業務の改善点を提案し、上司に自分がどんな仕事がやりたいかを積極的に伝えていきました。

そして、上司に少しでも気に入ってもらえるよう彼と同僚たちとで、毎週ゴルフにも行きました。むしろ仕事とゴルフしかしてなくない? みたいな生活になりました。

その結果、A美さんはこの部署が何をしているかだんだんと理解できるようになってきました。積極的に上司に何をやりたいか伝えてきたかいもあり、希望どおりの仕事もふられるようになり、そして1年後……

A美さんは、めちゃくちゃ忙しくなりました。

ありがたいようなありがたくないような……。

プレーヤーおじさんは、仕事は盗んで覚えろ、自分で作れという職人気質なビジネスパーソンでもあります。そのため、部下を育成するということにはあまり興味がありません。

1から10まで教えて! といった受け身の態度では、この上司の下ではまったく自分の能力を伸ばすことができないのです。

彼らから学ぶことはたくさんある

しかしながら、このプレーヤーおじさんは優れたプレーヤーでもあります。彼らから学ぶことはたくさんあるのです。

ある一定の年齢になれば、誰かから教えてもらえるということもほとんどなくなっていきます。プレーヤーおじさんにあたってしまったそのときこそが、独り立ちのチャンスなのです。

その後のA美さんは、新しく入った後輩には懇切丁寧に仕事を教えているそうです。が、「それではいかん!」と上司に注意されているそうで……。どちらがいいかは考えものですね。

といったところで今日は失礼します☆

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