41. 犬の可聴域は約65~5万Hz
42. 猫の耳は10万Hzまで聴き取ることができ、聴力は犬の2倍、人間の4倍以上といわれる
43. 猫の耳の三半規管と前庭は他の動物より発達している。高い所から落ちても安全に着地できるのはそのため
44. 街角でたむろする若者を撃退する音として使われる「モスキート音」は1万Hz前後
45. 耳介は集音器の役割を果たしており、特に2000Hz~4000Hzの音は、耳介によって100倍近くに増幅される
46. セーラー服はもともと水兵の制服で、大きな襟は耳の後ろでたてて音を集めやすくするために作られた
47. 耳介の凸凹構造は、音源の方向を聞き分ける役目をもっている
48. ウサギの長い耳はレーダー機能をもち、360度の範囲の音を聞き分け、4万2000Hzの高周波まで聞き取る
49. ウサギの耳は第二の心臓とも呼ばれる。ウサギの耳には無数の血管が張り巡らされ、ウサギは耳を外気にあてることで汗を出す代わりに体温調節をしている
飛び出した耳を持つのは哺乳類だけ
50. ゾウの耳が大きいのも体温調節のため。アフリカゾウは気温27℃を超えると耳を動かし始めるという
51. 飛び出した耳を持つのは哺乳類だけ。哺乳類の起源は夜行性であり、暗いなかで音を集めて聴くために発達した
52. 鳥の耳は穴が開いているだけ。通常は羽に隠れている
53. ミミズクの耳に見えるものは単なる飾り羽で、本来の耳は別の場所に隠れている
54. フクロウの耳は、左右の耳の位置が上下にずれていることで獲物の声や音を正確に判断する
55. フクロウは外耳を持たない代わりに、顔全体でアンテナのように集音を行ない、耳へと誘導している
56. 爬虫類や両生類は耳の穴がなく、体表面に鼓膜がある
57. 魚の可聴周波数帯は50~5000Hzと狭く、側線という体表面で主に低周波数を感じる
58. スズムシの耳は前足の内側に、コオロギの耳は前足の外側にある
59. バッタや蛾の仲間は後ろ足の付け根に耳がある
60. コウモリは目隠ししても行動できるが、耳をふさぐと位置関係が認識できなくなる
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