「中学受験」をする子供は決して不幸ではない 生き方を考えさせられるのが受験のメリット
「中学受験」にスポットを当てた作品
受験というと皆さんはいつのことを思い出しますか? ほとんどの人が高校受験・大学受験を思い浮かべたのではないでしょうか?
漫画やドラマなどでもたびたび、“受験”をテーマに扱っていますよね。誰もが経験し、共感できる部分があるのではないでしょうか?
幼稚園のお受験ブームの際にも、ドラマが放映されるなど、今後の人生を大きく左右することから、関心の高いテーマだといえます。
今回ご紹介するのは『二月の勝者 ー絶対合格の教室ー』。
中学受験をする小学生と、その小学生が通う塾にスポットをあてた漫画となっています。
実際私も大学付属の高校に進学したため、大学受験をせずに済んだのですが、3年間自分のやりたいことに打ち込めたのと、なにより大学受験という地獄を味わわなくてすんだので、私立に通わせてくれた両親には感謝しかありません!
ちなみに現在は中高一貫校の教員をしており、中学生を担当しています。
中高6年間同じ学校に通う生徒の姿を見ていると、受験のストレスがない分、のびのびと生活している様子がみてとれます。
私が小学生の頃は中学受験ブーム真っ只中で、クラスの半分以上が中学受験をする時代でした。理由としては、公立中学が荒れていた過去があり、当時でもやんちゃしている子が多かったことがあげられます。