
――モバイル向けソフトにも注力しているようだが。
カプコンとしては、スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスやソーシャルゲームに対して2つの考えがある。
ひとつ目は、マルチプラットフォームの一環という考え。「モンスターハンター」や「ドラゴンズドグマ」などはゲーム専用機でも、スマホでも出している。これはたとえば、「モンハン4」をできるだけ多くの人に遊んでもらいたいと思っても、ニンテンドー3DSを買って、ソフトを買って、となると、初期導入費用が高くなる。
「フリーミアムモデル」を実践
値段で遊ぶことを躊躇されるのなら、スマホベースで体験的に遊んでもらおうと。しかも、フリーミアム(基本サービスは無料で、付加機能に課金するビジネスモデル)で展開することで、入り口はぐっと低くなるはず。スマホベースのゲームで体験し、その世界観を理解してもらったら、今度は3DSの「モンハン4」を購入してもらうチャンスに巡りあうかもしれない。つまり、ゲーム専用機を売るための施策といえる。
もう一つは、スマートデバイスをひとつのプラットフォームとみなして、そのプラットフォーム上でカプコンならではのゲームを成功させるというミッション。「CROSS BEATS」や「音レンジャー」、「全国鉄道の旅」など、コンソールには提供していない、オリジナルなコンテンツを展開している。
この記事は有料会員限定です
残り 1353文字
