カプコン「モンハン4」快進撃の秘密(下) 激変するゲーム業界。勝ち残り戦略を辻本春弘社長に聞いた

印刷
A
A
カプコン「モンハン」4快進撃の秘密(上)では、最新のモンハン4が前回作の累計販売本数470万本を超えていくための練りに寝られた作戦について、詳細に分析した。今回は辻本春弘社長にカプコンの経営戦略について直撃する。

――「モンスターハンター4」の滑り出しが好調だ。

初回200万本を出荷したが、ユーザーさんから非常におもしろいと言ってもらって安堵している。今回はシステムを一新しているので、遊び方やゲーム内のバランスがどう受け止められるか、開発中から気になっていた。いまのところ漏れ聞こえてくる評価からすれば、いい感触を得ているようで喜んでいる。

――「モンスターハンターポータブル 3rd」も初週6日で200万本を超え、結果的に470万本売れた。今回も期待できるのでは。

とにかくたくさんの方にモンハンを楽しんでいただきたいという気持ちがある。過去470万人の方々に新規に購入していただいたのならば、今作ではそれ以上を目指す。モンハンを提供しているメーカーとしては、そういう目標を持ってやっていきたい。

システムを一新した

――当初、3月発売予定だったのが9月までずれ込んだ。

今回、武器の種類も増やしたし、マップも高低差が出るようにした。その関係からモンスターを倒す方法もモンスターに乗っかって戦えるようにしたりと、システムを一新した。いろんなことを変えたので、攻略法であるとか世界観であるとか、ゲームバランスを見極める必要があった。たとえば、片手剣の場合はこう、ボウガンの場合はこう、など武器にしてもそれぞれに特性がある。ゲームバランスが崩れてしまうと、せっかくここまで熟練したユーザーに納得してもらえなくなる。ユーザーが納得した形でゲームが進化していけば、さらにゲームをやってくれる。

次ページソーシャルゲームなどにどう対応するか
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
パチンコ、「倒産」と「リストラ」ドミノの深刻背景
パチンコ、「倒産」と「リストラ」ドミノの深刻背景
空前の中学受験ブーム、塾業界の子ども争奪戦
空前の中学受験ブーム、塾業界の子ども争奪戦
そごう・西武、後釜に「ヨドバシ」が突如登場の衝撃
そごう・西武、後釜に「ヨドバシ」が突如登場の衝撃
AGCが総合職の月給3万円アップに踏み切る舞台裏
AGCが総合職の月給3万円アップに踏み切る舞台裏
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT