そこからが大変です。店頭で販売するためには、端末のスペックや使い方などの商品の知識、そして事務処理の知識が必要です。回線の開通作業もこれまでのアンドロイド端末とは異なります。さらにはSPモードメールや各種サービスが10月まで使えないなど、注意事項も多い。覚えなくてはならないことが大量にありました。
とは言っても、商品は販売直前まで入荷しないので、誰も触ることができず、練習もできません。紙の資料のマニュアルを中心に各店で工夫して勉強してもらいました。しかも、販売に向けた店舗の模様替えは発売前日の夜から始まります。専用の什器を並べ、デモ機を用意するなど、本当に大変でした。ただ、私も全国に向けて会議などで「これはお祭りだから盛り上がった者勝ちだ。楽しもう」と言ったんです。大変だけど、ドコモにとっては歴史的瞬間だから、頑張ろうと。
9月13日には5cの予約を開始できましたが、発売当日の20日はどうなってしまうんだろう。並んでくれたユーザーの方に商品を渡すことができず、怒らせてしまうのではないか、などと心配は尽きませんでした。しかし、全体としては大きなトラブルもなく、無事に販売することができたと思います。結局は現場にかなりの力があった。短期間で本当によくできたな、というのが正直な感想です。
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