「ハラスメント」で刺されない若手との接し方 40代管理職は、20代とどう付き合うべきか
同じ行動でも、相手がどう思うかによる
今回のテーマは「距離」です。セクハラ、パワハラ、モラハラ、オワハラ(「就職活動終われハラスメント」といって、新卒採用で内定した学生に自社に入社して欲しいと強く口説くと、こう言われたりします)、現在では本当にたくさんのハラスメントが存在しています。我々オッサン世代が特に標的にされているという被害妄想もあり、何をしてもハラスメントと言われるというので、「ハラスメント・ハラスメントだ」などと言う人もいます。
これらすべてのハラスメントにおいて共通するのは、「相手がハラスメントだと思ったらハラスメントである」という考え方です。職場恋愛とセクハラを分けるのも、叱咤激励とパワハラ、モラハラを分けるにもすべてこれです。
同じようなことをしていても、ある時にはハラスメントとされ、ある時にはそうされない。それが「相手がそう思うかどうか」というだけでは、ハラスメントだと糾弾されがちなオッサン世代も一体どうしたら良いかわかりません。

















