iPhoneのスピードが遅いときできること3つ すぐにバッテリーを交換したい場合は

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2. 自分でバッテリーを交換する

iPhoneのバッテリー交換は自分でもできる。その利点は、最高の部品を最小のコストで選べること。マイナス点は、修理法をマスターするのに時間がかかること。そして失敗したら誰も責められない。もちろんアップルストアは、非正規部品を使ったiPhoneに不具合が生じても、修理はしてくれない。

不安な人は、iFixitを利用するのもひとつの手だ。デバイスの修理マニュアルや部品を販売している会社で、旧モデルのiPhoneのバッテリー交換キットは17〜29ドルで手に入る。各キットには、新しいバッテリーとiPhoneを分解/組み立てるためのツールが入っている。

最後の手段は?

とはいえ、iPhone 7のバッテリー交換に必要な工具は8種類で、28のステップを踏む必要がある。それは不安という人は、バッテリーだけiFixitで購入して、それを非正規修理店に持ち込み、交換作業はやってもらうという手もある。

3. バッテリーパックを持ち歩く

正規店も非正規修理店も使うのは不安だし、自分で修理するのはもっと不安という人は、アップルストアで順番が来るのを待とう。その間にバッテリーの劣化が進んで、突然シャットダウンされてしまうのが心配なら、バッテリーパックを購入して持ち歩けばいい。

シッパーもバッテリーパックを買って、アップルストアの順番が来るのを待とうと思っている。すでに彼女のiPhoneは2時間でバッテリーが切れてしまうため、電源があるところではつねに充電するようにしている。それでも新しいiPhoneに買い替えることだけはするまいと、シッパーは決意している。

「1000ドルちょっと払ってiPhone Xに買い替えることも一瞬考えた。でも、こんなことに貯金を使っちゃダメ、と自分に言い聞かせた。アップルの思いどおりにはさせない」

(執筆:Brian X. Chen記者、翻訳:藤原朝子)
© 2018 New York Times News Service

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