JT寺畠社長「加熱式たばこは必ず巻き返す」 2020年にシェア4割を取り、リーダーになる

反省しなければならない
――喫煙者が減少する日本で、どのように戦っていきますか?
2017年は紙巻きたばこの市場が前年比で10%以上縮小した。今後も国内では紙巻きたばこの販売本数が伸びることはないだろう。全体のボリュームが減る中では、シェアをしっかり取っていくことが重要だ。注力するブランドへの投資を継続して、現在のシェアを維持・向上させていく。
一方で、加熱式たばこの存在感が増してきている。2018年は当社の加熱式たばこ「プルーム・テック」の販売地域を広げて、着実に供給量を増やしていきたい。
──加熱式たばこはフィリップ モリス ジャパンが販売する「アイコス」に後れを取っています。
加熱式たばこは2017年末でたばこ市場全体の18%程度になったと推測している。正直、ここまでのスピードで加熱式たばこが普及するとは思っていなかった。こうした状況を読み切れなかったことは、反省しなければならない。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら