愛されるより愛したい女性はルックス重視だ 「非本命」のデートの誘いに応じる女性は5割

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平均初婚年齢である30歳前後のアラサー世代も見てみると、男性は約5人に3人(既婚者55.9%・未婚者61.3%)、女性は約4人に3人(既婚者・未婚者ともに73.7%)と、35~54歳の世代と比べると同じ30歳頃のことでも若い世代のほうが、自分のことを好きになってくれた人と結婚するほうが幸せと思う割合が高くなりました。

結婚相手に最も重視する外面的条件

35~54歳の男性の5~6割、女性の6~7割が、自分のことを好きになってくれた人との結婚が幸せだと思っている中で、その人たちの「結婚相手への理想・条件」とはどのようなものなのでしょうか。ルックスや収入等の「外面的条件」と、価値観や性格等の「内面的条件」に分けて見てみましょう。

男性が最も重視する「外面的条件」は、4割以上が「ルックス・見た目の印象」と回答しており、一方で約3割は異性に対して「外面的条件は気にしない」ようです。女性の場合「ルックス・見た目の印象」は約2割にとどまり、「収入等の経済力」が約4割で最も高くなりました。続いて「相手の親と同居する必要がない」が約2割で男性より重視する傾向にあります。「外面的条件は気にしない」は約1割で、男性より低くなっています。

次に30歳当時、自分が好きになった人と結婚するよりも、自分のことを好きになってくれた人と結婚するほうが幸せだと思っていた人と思っていなかった人の違いを見てみましょう。女性の場合、「ルックス・見た目の印象」を重視するのは、自分のことを好きになってくれた人と結婚するほうが幸せだと思っていた人の割合17.9%に対して、幸せだと思っていなかった人の割合は27.0%と高くなっています。

これに対して「収入等の経済力」は、幸せだと思っていた人の割合41.4%に対して、幸せだと思っていなかった人の割合は29.6%と低くなっています。つまり、自分のことを好きになってくれた人と結婚するほうが幸せと思う女性の場合、男性の外見よりも経済力を重視している傾向があるようです。一方、男性の場合、「外面的条件は気にしない」は、幸せだと思っていた人の割合が25.4%に対して、幸せだと思っていなかった人の割合は35.3%と高くなっていました。

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